リバプールのオランダ代表MF、バルサのオファー“拒否”し残留した理由 「真剣な話ではなかった」

リバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム【写真:AP】
リバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム【写真:AP】

クーマン監督が獲得を望んだとされるリバプールMFワイナルドゥムは残留を決意

 今夏の移籍市場でロナルド・クーマン監督を招聘したバルセロナが、真っ先に獲得を目指したのが、リバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムだった。しかし、ワイナルドゥムはプレミア王者の残留を選択。その理由をスペイン紙「エル・デスマルケ」が報じている。

 昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、バイエルンに2-8と大敗したバルサは、キケ・セティエン監督を解任。オランダ代表監督を務めていたクーマン氏を新監督に招聘し、チームの再建に動いた。

 そのなかで、クーマン監督が最初に獲得を希望していたのが、ワイナルドゥムだったと伝えられてきた。ワイナルドゥムはリバプールとの契約が、2021年6月までとなっていたこともあり、移籍は実現するかと思われたが、最終的にはリバプール残留を選択した。

 その理由についてワイナルドゥムが語ったようで、「エル・デスマルケ」が報じている。

「真剣な話ではなかったと思う。もし本気だったのなら、その話をもっと聞いていただろうし、より多くのことが起きたはずだ。でも、確かなことは何もなかった」

 また、オランダ代表の同僚であるリヨンのFWメンフィス・デパイも、バルサ移籍が報じられたが、移籍は実現していない。彼についてのコメントを求められたワイナルドゥムは、デパイが動揺していないと説明し、「彼はとても強いし、こうした状況も乗り越えられる男だよ」と、話した。

 ワイナルドゥムは今もリバプールとの契約を延長していない。リバプールで契約をまっとうするのかと問われると、「この数カ月以内に」状況が変わる可能性を示唆したが、冬の移籍市場でバルサが本気のオファーを送れば、スペインへ渡ることがあるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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