チリで珍光景 ユニフォームを引っ張る相手を引きずる衝撃“トラクターぶり”に日本代表戦士も反応
コロコロFWボラドスとウアチパトMFバレンズエラの白熱した攻防が話題に
チリ1部のリーグ戦で衝撃のプレーが起こった。背後からユニフォームを引っ張られながら、相手を引きずってそのままドリブルを敢行する“トラクター”ぶりを発揮。日本代表戦士も「倒れないの凄い」と反応している。
10月3日に行われたチリ1部第13節のコロコロ対CDウアチパト戦(0-1)、スコアレスで迎えた前半42分にピッチ上で驚きの光景が繰り広げられた。
ウアチパトの元チリ代表MFセザール・バレンズエラは、右サイドでコロコロのチリ代表FWマルコス・ボラドスにボールを奪われてしまう。そのまま攻撃に転じようとしたボラドスに対し、バレンズエラはバランスを崩しながら相手のユニフォームの裾を掴んで突破を阻止しようとする。しかし、ボラドスはバレンズエラを引きずりながらドリブルを続け、ついには相手を振り切って敵陣に攻め込んだ。
プレーが途切れた後にバレンズエラにはイエローカードが提示されたが、格闘技をも彷彿される攻防に、ベルギーのスポーツチャンネル「SPORZA」は「サッカーの歴史上、最も露骨な引っ張り事件の一つ」と注目。コロコロ専門メディア「Dale Albo」は「止められない:セザール・バレンズエラの珍ユニフォーム掴み」と報じた。
さらに、カタール1部アル・ホールの日本代表MF小林祐希も「引っ張られてるやつも倒れないの凄い笑」とコメントしている。
ツイッター上では動画や写真が拡散されており、世界中の注目を集めている。