スペイン連盟、S・ラモスの東京五輪“主将”プラン検討 最終判断は指揮官へ「扉を閉ざした人物として…」
スペインサッカー連盟、来夏に延期となった東京五輪の主将にS・ラモスを検討
スペインサッカー連盟(RFEF)がレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを、来夏の東京五輪で主将として招集する可能性が浮上している。スペイン紙「AS」が報じた。
スペイン代表の大黒柱であるS・ラモスは、オリンピックに関しては過去に一度も参加したことがなく、A代表やレアルで数多くのタイトルを獲得してきた男にとって手にしていないタイトルの一つとなっている。そのなかで、昨年から自身でも「常にスペインを代表することに興奮しているんだ。ピケのように、スペイン代表としてオリンピックをプレーすることができたすべての選手がそう思うだろうね。僕は興奮しているんだ。それは僕が経験したことのないものだからね」と、五輪への思いを明かしていた。
RFEFはスペイン代表としての実績を称え、新型コロナウイルスの影響で来年に延期した東京五輪に向けてオーバーエイジ枠を使用してS・ラモスを招集するプランを真剣に検討しているという。スペイン代表として歴代最多の172試合に出場しているS・ラモスを評価。RFEFのルイス・ルビアレス会長とスポーツディレクターのホセ・フランシスコ・モリーナ氏は、すでにS・ラモスが東京五輪で主将マークを着けることについて話し合いを進めているという。
両者は、最終判断は五輪代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督に委ねるということで一致しているようだ。「AS」は、「同監督はS・ラモスを尊敬しており、同選手に対してオリンピックへの扉を閉ざした人物として歴史に残ることを望んでいない」と伝えており、指揮官がどのような決断を下すのか今後に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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