イニエスタ、鮮やかすぎる“バルサ彷彿弾”週間ベストゴール選出 「カメラが追いついてない」
名古屋戦で決めた華麗なパスワークからの決勝ゴールが週間ベストゴールに輝く
Jリーグは5日、公式YouTubeチャンネルで9月30日~10月4日までの週間トップ10ゴールを発表。ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが第29節・名古屋グランパス戦(1-0)で決めた“バルセロナ彷彿弾”が1位に輝いている。
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サンフレッチェ広島のMF青山敏弘の低空ミドル弾に始まり、柏レイソルのケニア代表FWオルンガが絶妙トラップから決めた左足豪快弾、神戸FW古橋亨梧がドリブル突破から突き刺したマーカー3人粉砕弾、アルビレックス新潟FW鄭大世の鮮やかなダイレクトボレー弾などのゴラッソを抑えて1位に輝いたのは、イニエスタだった。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の影響により第29節の試合が前倒しで開催された名古屋戦、イニエスタは0-0で迎えた後半15分に見せ場を作った。
ペナルティーエリア手前左の古橋が前線へパスを供給すると、FWドウグラスがフリックで背後に落としてイニエスタへ。MF郷家友太とのパス交換でコースを作り、イニエスタがペナルティーアーク付近から右足を振り抜くと、押さえの効いた一撃がゴール左隅に決まり、値千金の決勝ゴールとなった。
母国スペインの大手紙「AS」も「1でも2でも3でもない、9! イニエスタ、9選手の間の隙間を見つけ口笛を吹きながらのゴラッソ」と称賛した一撃を、Jリーグ公式YouTubeチャンネルも「華麗なパスワークからイニエスタの巧みなミドル!」と紹介。ファンからも「流れにカメラが追いついてない」「最後の1人だけラ・リーガで草」「イニエスタと古橋は次元が違う」といった感嘆の声が上がっている。
神戸は9月24日に強化責任者のスポーツダイレクターを務めていた三浦淳寛氏が新監督に就任後、無傷の3連勝。イニエスタも連戦続きのなかで6試合連続フル出場、3ゴールと調子を上げており、10日に行われる第21節・柏戦でも活躍が期待される。