川島永嗣、川口能活コーチと“10年ぶり”再会に歓喜 「GK練習にいるだけで大きな刺激」
川島永嗣が五輪スタッフとして同行した川口能活コーチとともに練習 「非常に嬉しい」
森保一監督率いる日本代表は6日、オランダ・ユトレヒトで行われる国際親善試合カメルーン戦(9日/日本時間午後9時)とコートジボワール戦(13日/日本時間午後11時45分)に向けて、現地で合宿2日目を迎えた。今回は新型コロナウイルスの影響もあり、初めて国内組は招集せず、海外組だけで構成。GK川島永嗣(ストラスブール)は今回同行している元日本代表の川口能活コーチと10年ぶりの再会を果たし、練習では「大きな刺激」と明かした。
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今年初めての代表活動に川島は晴れやかな表情だった。新型コロナウイルスの影響を受けて昨年12月に国内組で臨んだE-1選手権以来、10カ月ぶりの合宿で、川島自身は昨年11月以来の参加。「待ちに待った。ずっと試合がない中でもやもやした気持ちもあった」と、新型コロナウイルスの影響を受けて、カタール・ワールドカップ(W杯)に向けた活動ができず歯がゆさを覚えていたようだ。
それでも、欧州組だけで構成されて実現したオランダ遠征。川島は「試合に向かっていける喜びに満ち溢れている」と話したが、今回は東京五輪世代のコーチを務め、元日本代表として国際Aマッチ116試合に出場経験がある川口コーチが同行している。川島はともにメンバー入りを果たした2010年の南アフリカW杯以来の再会を喜び、練習場で与える影響について語った。
「僕も能活さんが引退されてから会うのが初めてで、というより、2010年のW杯以来初めてじゃないかという話をしていたくらい久しぶり。こういう場で会えることは非常にうれしいし、GK練習にいるだけで大きな刺激になる。まだ1回しか練習していないけど、基本的にはシモさん(下田崇GKコーチ)が主導権のなか、能活さんがいてボールを蹴ってもらえることで、いつもと違う雰囲気もあると思う」
”コロナ禍”で臨む2試合は南アフリカW杯でも対戦したカメルーンと、強豪コートジボワール。独特なリズムも持つアタッカー陣を相手に招集された東京五輪世代7人とともにカタールW杯予選に向けて経験を積む。
「アフリカの2チームということで、欧州の中でも大きなクラブでやっている選手も多く、経験も持ち合わせた良い2チームだと思う。欧州、南米、アフリカという意味では違ったリズムや技術的に優れた選手も多く、それにどう対応できるか。このキャンプは欧州でやっている選手しかいないので、それを普通として捉えられるようにやっていければ」
東京五輪世代も多く招集されているなか、百戦錬磨のGK陣がチームを引っ張っていく。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)