「仲良しこよしではない」 原口元気、唯一の左サイド招集で“先発奪取”覚悟「若いとかは関係ない」
原口元気、2戦必勝を誓う 「懐かしいですね、で終わらず勝っていけるチームに」
森保一監督率いる日本代表は6日、オランダ・ユトレヒトで行われる国際親善試合カメルーン戦(9日/日本時間午後9時)とコートジボワール戦(13日/日本時間午後11時45分)に向けて、現地で合宿2日目を迎えた。今回は新型コロナウイルスの影響もあり、初めて国内組は招集せず、海外組だけで構成。そのなかでも、MF原口元気(ハノーファー)は「代表は仲良しこよしじゃない」と警鐘を鳴らし、左サイドの“本職”として「ポジションを奪いに行く」と強い気持ちを明かした。
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今年初めての代表活動で、原口の表情は引き締まっていた。新型コロナウイルスの影響を受けて予定されていたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア予選は来年以降に延期が決定。そのなかで、今回は欧州組がオランダに集まりアフリカの強豪と2試合戦う。今回はクラブで出場時間を確保できていない10番のMF中島翔哉が未招集となっており、左サイドの“本職”は原口のみ。原口としては昨年11月の国際親善試合ベネズエラ戦(1-4)以来となる代表で「競争」に勝ち抜く覚悟を示した。
「競争だと思っているし、(年齢が)若いとか上とかは関係なく日本代表。今までも競争はあったので、1年ぶりに会ったけど代表は仲良しこよしではなく競争がある。良い意味で1年間代表は評価基準がなかった。リスタートだと思ってそのポジションを奪いにいくという強い気持ちがある」
今回の遠征、2列目で招集されているのは、伊東純也(ヘンク)、南野拓実(リバプール)、鎌田大地(フランクフルト)、三好康児(アントワープ)、堂安律(ビーレフェルト)、久保建英(ビジャレアル)。原口はMFの中で最年長になるが「懐かしいですね、で終わらず、仲良しチームではなく、2試合を勝っていけるチームにしたい」と勝利にこだわる強い気持ちを明かした。
コロナ禍で行われる日本代表戦。特別感が強いなかでも、原口は冷静に自身のアピールと白星だけを見つめている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)