元英代表FWジェイ、大敗ユナイテッドのマグワイアを一刀両断 「109億円の価値はない」
トッテナム戦で24年ぶりの6失点 プレミアリーグで“価値のあるCB11人”を列挙
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4日、プレミアリーグ第4節トッテナム戦で1-6と大敗を喫した。1996年以来の6発被弾は大きな反響を呼んでいるが、アーセナル下部組織出身で、プレミアリーグで計5年間プレーした経験を持つ元イングランド代表FWジェイ・ボスロイド(北海道コンサドーレ札幌)は、ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアを一刀両断している。
ユナイテッドは前半2分にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがPKを決めて先制したが、そこからが悪夢だった。2分後に同点に追いつかれると、韓国代表FWソン・フンミンに2ゴールを許すなど、プレミアリーグ創設以降では初となる前半4失点を喫した。
後半にも2点を失い、合計6ゴールを決められたユナイテッド。前半28分にフランス代表FWアンソニー・マルシアルが競り合いの中で相手MFエリック・ラメラの顔面を叩いて一発退場となったのも響き、クラブ史に残る惨敗劇となった。
ユナイテッドはこれまでセンターバックが補強ポイントに挙げられてきたが、ポルトのブラジル代表DFアレックス・テレスを獲得。イングランドで長年戦ってきたジェイは、「マン・ユナイテッドのファンは本当に…テレスとのサインでハッピーか? それともセンターバックが明らかに必要だけど、愚かな補強だと思うか」とツイート。そのなかで、2019年10月にレスターからDF史上最高額で獲得し、4バックの一角を担うマグワイアに関して持論を展開した。
「マグワイアは“パニック買い”だった。彼には8000万ポンド(約109億円)の価値はない。僕ならこのセンターバック全員をマグワイアよりも先に取る!」
ジェイはマイケル・キーン(エバートン)、ガブリエル(アーセナル)、アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ)、ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ)、フィルジル・ファン・ダイク(リバプール)、チアゴ・シウバ(チェルシー)、チャグラル・ソユンク(レスター)、トビー・アルデルヴァイレルト(トッテナム)、コナー・コーディーとウィリー・ボリー(ともにウォルバーハンプトン)、ジェリー・ミナ(エバートン)とプレミアリーグでプレーする計11人のセンターバックを列挙。自分の中でマグワイアは“彼ら以下”だとした。
マグワイアが失った信頼を取り戻すには、プレーで自らの実力を証明するしかない。