伊東、激戦区の定位置争いに“火花” 堂安、久保ら集うも…「自分の持ち味がある」
右サイドハーフのライバル堂安、久保に言及 「若くてテクニックがある選手」
森保一監督率いる日本代表は、9日と13日にオランダでカメルーン、コートジボワールとの国際親善試合に臨む。チームはすでに現地入りしており、現地時間5日にベルギー1部ヘンクのMF伊東純也がオンライン会見に対応。右サイドハーフでライバルとなるMF堂安律(ビーレフェルト)やMF久保建英(ビジャレアル)について言及した。
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新型コロナウイルスの影響もあり、年内初の公式戦となる今回の欧州遠征では入国制限などの問題から初めて国内組は招集せず、海外組だけで構成。メンバー25人の1人に選ばれた伊東は、2019年2月にヘンクへ加入後、スピードを生かした突破で確かな存在感を見せつけ、3シーズン目の今季は6試合で2得点1アシストと攻撃を牽引。開幕から不動のレギュラーとして活躍を見せる。
その伊東は、昨年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選キルギス戦(2-0)以来となる代表メンバー入り。直近の試合では好パフォーマンスを見せているだけに、代表チームでも戦力的価値を十分に示したいところだろう。
主戦場とする右サイドハーフには、MF堂安律(ビーレフェルト)やMF久保建英(ビジャレアル)ら、同じく欧州の舞台で活躍するタレントが集う。レギュラー奪取へは熾烈なポジション争いを避けては通れないが、堂安や久保について「あまり意識していないですが、2人とも若くてテクニックがある選手だと思う。でも、自分には自分の持ち味があるので、そういうところを出していければいいかなと思います」と語り、周りを気にせず、我を貫く覚悟を示している。
ベルギーでは海外選手の身体能力の高さを目の当たりにし、日本では経験したことのない環境下でレベルアップを図った。他の外国人選手とのレギュラー争いで切磋琢磨するなかで、「ドリブルで縦に行くことはもちろんですが、間で受けたりするのもやらなければいけなかったので、そういうところが成長したかなと思います」とプレーの幅を広げ、今や欧州の地で輝きを放つ日本人選手の1人にまでなった。
「ベルギーで試合にも絡めていますし、状態は悪くない」と語る伊東。好調ぶりを遺憾なく発揮できるかに注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)