マンUがEL16強で姿消す 窮地の指揮官は「3点奪うのは簡単ではなかった」と宿敵に白旗

リバプールに2戦合計1-3で敗退 CLに続き欧州カップ戦から完全撤退

 マンチェスターユナイテッドは17日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のベスト16第2戦でリバプールと対戦し、1-1の引き分けに終わったが、第1戦の敗戦(0-2)が尾を引き、2戦合計1-3で敗退となった。宿敵リバプール相手の敗戦を受けて、ルイス・ファン・ハール監督は試合後にクラブ公式TV「MUTV」のインタビューに応じ「3点奪うのは簡単ではなかった」と語るなど、がっくりと肩を落とした。

 ユナイテッドは前半32分、FWマルシアルが自らのドリブル突破で得たPKを決めて先制。幸先の良いスタートを切った。

 しかし同45分、リバプールのブラジル代表MFコウチーニョにサイドからドリブル突破を許すと、最後はループシュートでGKデ・ヘアの守るゴールを破られた。

 後半、ベルギー代表MFフェライニに2度の決定機が訪れるも、これを生かせず。最後まで2点のビハインドを埋めることはできずにUEFAチャンピオンズリーグに続いてELでも敗退となった。

「我々は多くのチャンスを作っていただけに、とても残念。チャンスを作っていたのに、前半最後の数秒で失点した。あそこで失点していなければ、可能性があった。後半にもチャンスはあった。フェライニの頭と、足。しかし、(勝ち上がりのためには)3点取る必要があった。それはとても簡単なことではなかった」

 

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