遠藤保仁、20年の思い詰まった“異例”移籍会見 一問一答…宮本監督からの言葉は?「現役の時も…」

J2ジュビロ磐田へ期限付き移籍を発表したMF遠藤保仁【写真:ⓒ GAMBA OSAKA】
J2ジュビロ磐田へ期限付き移籍を発表したMF遠藤保仁【写真:ⓒ GAMBA OSAKA】

G大阪MF遠藤保仁がジュビロ磐田へ期限付き移籍 「簡単な話ではなかった」

 ガンバ大阪は5日、MF遠藤保仁がJ2ジュビロ磐田へ期限付き移籍すると発表した。期間は今季終了までで、この日オンライン会見を実施。期限付き移籍としては“異例”の会見だが、レジェンドを尊重してクラブが決断した。遠藤は、今年7月4日のセレッソ大阪戦でJ1通算最多となる632試合出場記録を樹立したが、今季はリーグ戦11試合出場、先発は3試合のみ。常に「目の前の試合出場」にこだわるG大阪の“顔”が、J2の舞台で新たな挑戦に踏み切った。

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 会見の一問一答は以下のとおり

――率直な気持ち
「20年近くお世話になった感謝と新しいチャレンジに挑む楽しみと両方ある」

――決断した理由や決断を後押ししたものは?
「新しいチャレンジをしたいという思いと、試合をたくさん出場時間も含めてたくさんゲームに出たいという思いが強くあった中での移籍」

――先発落ちが続いたのが移籍の大きな要因なのか。
「小さい要因ですけど、常に競争があるなかでなかなか試合に絡めない。そのなかでは悔しい思いもあった。ガンバ大阪で競争があるのは当たり前でそのなかでなかなかチャンスを生かせなかった」

――いつオファーを受けていつ決断したのか?
「秘密です」

――不安は?
「ないですね。いいチャレンジだと思っています」

――ガンバに戻ってきたいという気持ちは?
「もちろんこれだけ長くお世話になったクラブですし、ここ以上のクラブはないと思うので、レンタル移籍という形で一度出ますけど、ガンバに戻ってきたい気持ちは強く持っている」

――ガンバというクラブを思いながら決断とのバランスは?
「もちろん簡単な話ではなかったですし、ここ1週間で決めたという話ではないので、色んな方とコミュニケーションをとったうえで自分の意見を尊重して頂いた。長くいればいるほど決断は難しくなるけど、自分の気持ちを正直に、意見をぶつけましたし、この移籍が良かったと言えるような結果を残せたらいいなと思います」

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