冨安は「ほぼパーフェクト」 ボローニャ敗戦も伊メディアは高評価「最も優れていた」
ベネベント戦は0-1で敗れたものの、守備能力に賛辞
イタリア・セリエAのボローニャに所属の日本代表DF冨安健洋は、4日のベネベント戦にフル出場。チームは0-1で敗れたが、イタリアメディアからは「ほぼパーフェクト」という賛辞を受けている。
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ボローニャは開幕のACミラン戦に敗れ、パルマに勝利して1勝1敗としたところでの試合だった。現役時代にイタリア代表の名ストライカーとして活躍し、名門ミランの監督経験も持つフィリッポ・インザーギ氏が率いる昇格組のベネベントとの対戦は、後半21分にFWジャンルカ・ラパドゥーラに決勝点を奪われての敗戦になった。
それでもイタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は「6.5点」と冨安を採点し、記事のタイトルも「冨安はほぼパーフェクト」というもの。寸評では「最終ラインの中央で、彼が持つ価値の全てを見せている。常に注意深く、カバーリングの能力も高い。前半終了間際のシュートブロックは素晴らしかった」と、そのプレーに賛辞を送った。
また、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では冨安を「6点」として「ロッソブルー(ボローニャ)の最終ラインでは最も優れていた。フェアに相手の攻撃へ介入し、90分の中でミスはほとんどなかった」と、守備能力が高く評価されている。
冨安は現地時間5日に最終日を迎えるイタリアの移籍市場でも、名門ミランが獲得に乗り出す可能性が報じられていた。周囲の選手の動向からその実現の可能性は低くなったが、イタリアでの2年目は開幕直後から評価を着実に高めている。
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