イニエスタ、3人包囲網を呼ぶ圧巻のボールキープに称賛 「世界遺産」「もはや怖い」
横浜FM戦で渡辺、オナイウ、和田を相手に圧巻のボールキープを披露
ヴィッセル神戸は4日、J1リーグ第20節で横浜F・マリノスを3-2で破り、三浦淳寛監督の新体制となって無傷の3連勝を飾った。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタはPKを決めるだけでなく、抜群のテクニックでゲームをコントロールしたが、なかでも3人のマークをモノともしない圧巻キープが注目を集めている。
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アウェーゲームで前半3分に先制を許した神戸だったが、その4分後に、DF西大伍が自陣の右サイドから絶妙なスルーパスを供給。前線へ走り込んだFWドウグラスが相手の裏を取ってボールを受けると、相手GKをかわしながらボールを押し込んで同点とする。
さらに、その3分後、神戸はペナルティーエリア内でMF郷家友太が横浜FMのMF扇原貴宏に倒されたとしてPKを獲得。キッカーを務めたイエニスタがきっちりとGKの逆を突いて決め、逆転に成功した。
1点リードで前半を折り返した神戸は、後半11分にカウンターを発動。FW古橋亨梧がドリブルで切れ込み、ペナルティーアーク付近から右足を振り抜くと、鮮やかな一撃がゴール左に決まって大きな3点目を奪った。同アディショナルタイムに1点を返されたものの、3-2で逃げ切って今季初のリーグ戦4連勝をマークした。
そのなかで、イニエスタが世界トップレベルの技術を誇示したのが後半20分だった。自陣でボールを拾ってドリブルを仕掛けると、MF渡辺皓太、FWオナイウ阿道、MF和田拓也の3人に囲まれ、オナイウからショルダーチャージを受けたが、上手く受け流してそのまま反転。ボールを奪えずたまらずオナイウが足をかけてしまい、なんとかファウルで止めた。
ファンも「まさにキャプテン翼!!」「レベチ」「世界遺産」「もはや怖い」と驚嘆。イニエスタは36歳にして、今なお全盛期に匹敵するハイレベルをキープしている。