岡崎慎司、代表不参加を悔恨もSNSで“進化”を約束 「僕の中では招集された事が自信」
3日のエルチェ戦で左太もも裏を痛めて負傷交代し、10月のオランダ遠征不参加が決定
日本サッカー協会(JFA)は4日、10月のオランダ遠征の日本代表メンバー25名に選出されていたFW岡崎慎司(ウエスカ)が怪我のために不参加となることを発表した。同日、岡崎も自身のインスタグラムを更新し、「プレー出来ないのは残念」としつつも、「僕の中では招集された事が自信」と前を向いた。
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森保ジャパンは、オランダのユトレヒトでカメルーン(9日/日本時間午後9時)、コートジボワール(13日/日本時間午後11時45分)と国際親善試合を行う。1日にメンバー25名が発表され、“オール海外組”で構成されたなかに34歳のFW岡崎も名を連ねた。
昨季スペイン2部でウエスカ1位の12ゴールを挙げ、1部昇格に貢献した岡崎は、昨年6月のコパ・アメリカ(南米選手権)以来となる代表復帰。ウエスカ公式インタビューで「久しぶりに代表でプレーできる喜びを、プレーで、結果で証明したいと思う。日本代表でプレーすることは自分のモチベーションの一つなので、行くだけじゃなく、しっかり結果を残して、自分がどれだけやれるかを証明したい」と意気込みを語っていた。
しかし、岡崎は現地時間3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第5節エルチェ戦(0-0)で前半40分に左太もも裏を痛めて途中交代。状態が危ぶまれていたなかで、今回の代表不参加が発表された。
岡崎はその後、インスタグラムを更新。怪我について「自分は体が動いてると思っても、実際は骨盤とか腰回りが固まってて、より負担がかかる走りになってたとトレーナーの杉本さんから言われて納得。1部でやれるからとテンション上がりっぱなしの5試合で少し自分のケアが足りなかったかな。けど今のプレースタイルを維持するためにも原因を突き止めて強化するチャンスやと思うからしっかり治します」と反省とともに、パワーアップを誓い、日本代表への思いも綴った。
「日本代表として今回はプレー出来ないのは残念ですが、僕の中では招集された事が自信。ただ怪我をしたのもあるけど、5試合で0得点で、チームも勝ちなし。まだチームでの結果は足りないし、まず怪我を治して結果を出して改めて代表に呼ばれるように頑張ります。
ただ一つ今回の代表選出にはウエスカの選手がめちゃ喜んでくれてたのには僕も初めて代表に選ばれた事を思い出したし、昨日はみんなもガッカリしてくれて、それがなんか自分の中で何とも言えない気持ちです。とりあえず気合いで治します。勝ててないけど、しっかり土台は出来てると思うので、再開後にまたチームの勝利に貢献出来るよう頑張ります。皆さんもぜひウエスカの応援よろしくお願いします」
前を向く34歳の侍ストライカーに、ファンからも多くのエールが寄せられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)