渡英中の横浜FMユース17歳・和田が現地で話題に 英メディアも「ダビド・シルバ2世」と絶賛
マンチェスターCのU-18の練習に参加
マンチェスター・シティに練習参加中の横浜MユースのMF和田昌士が地元メディアに「ダビド・シルバ2世」と期待されていることが明らかになった。英夕刊紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じている。
1997年4月11日生まれの17歳。身長176センチ、体重73キロの期待の若手、和田はF・マリノスとマンCの業務提携の一貫でマンCのU-18チームの練習に参加し、実戦にも参加している。
記事では「マンチェスター・シティは次なるダビド・シルバを発掘したいと願っている。だが、日本の若手マサシ ワダがスペイン人のアイドルに匹敵するにはまだまだ修練が必要だ」と報じている。
「ダビド・シルバは日本人選手に近いフィジカルの持ち主。体格が大きいわけではないけれど、ボールを取られないし、パスは正確。身体の使い方はトップ。どういうプレーをすればいいのかの手本。本当にいいプレイヤーだと思う」
地元紙の取材に、和田はこう話している。マンCトップチームで活躍するスペイン代表MFは母親が日系人であることも有名な話。和田は日本人と体格の似たドリブラーを手本としている。
マンCアカデミーのチーフ、マーク・アレン氏も「彼はすごく溶け込んでいる。練習でもよくやっている。長旅や時差や文化の違いもあるが、彼はしっかりと対応している。もしも、彼のような若者が将来プレミアでプレーすることになるとすれば、この経験は役立つだろう。戦術的、技術的、フィジカル、いずれか成長させなければいけない。技術的にとても優れているカテゴリーに和田は入る」と話しており、プレミア王者の下部組織で若き侍の技術は高く評価されている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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