リバプールがCL有利? プレミア勢のアウェー戦“総移動距離”に英紙注目「大きな後押しになる」

18-19シーズンに欧州制覇したリバプール【写真:Getty Images】
18-19シーズンに欧州制覇したリバプール【写真:Getty Images】

リバプールの移動距離は3000キロ弱…過密日程の今季に有利か

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ組分け抽選会が現地時間1日に行われ、グループAからHの対戦カードが決定。王者奪還を目指す日本代表MF南野拓実が所属するリバプールは、グループDに入り、アヤックス(オランダ)、アタランタ(イタリア)、ミッティラン(デンマーク)と戦うことが決まった。

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 今大会でプレミアリーグから参戦するのは、リバプール、マンチェスター・シティ、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドの計4チーム。英紙「デイリー・メール」は、各チームのアウェー戦の移動距離を比較し、新型コロナウイルスの影響で過密スケジュールを強いられる今季、この移動距離が圧倒的に短いことがリバプールにとって有利に働くのではとの見解を示している。

 リバプールは、アヤックスへは約539キロ、ミッティランが約846キロ、そして、アタランタが約1611キロで総移動距離は約3000キロ弱。一番遠いアタランタでも、移動時間は飛行機で4時間弱となっている。

 一方で、グループEのチェルシーの総移動距離は約4969キロ。一番遠いのはロシアのクラスノダール戦で、その距離は約2950キロと、ほぼリバプールの総移動距離と変わらない。

 ユナイテッドはグループHで、総移動距離は2番目に短い約4320キロだが、それでもリバプールとの差は約1300キロ以上。そして、最も長かったのがジョゼップ・グアルディオラ監督率いるグループCのシティで、約5086キロとなっている。

 「デイリー・メール」は、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により、超過密日程となっている今季、ヨーロッパでの移動距離が少ないというのはチームと選手にとって、大きな後押しになることだろう」と綴っている。王者奪還を目指すリバプール。有利な条件を武器に再び頂きへ上り詰めることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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