Jリーグ、終盤の日程を発表…ACL出場3クラブはリーグ戦“並行”の可能性 2チーム編成も視野
Jリーグがシーズン終盤の日程を発表も…
Jリーグは2日、シーズン終盤の日程を発表した。そのなかでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸の3クラブは、ACLの日程が2度変更されたことによって、リーグ戦と並行して戦う可能性が出てきた。
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AFCは新型コロナウイルスの影響により、7月に大会日程の変更を発表。対戦が残っている東地区のグループリーグと準々決勝、準決勝は10月16日からマレーシアで集中開催する予定だった。ただ、9月10日のAFC理事会で2度目となる変更が決定。さらに日程が後ろ倒しとなり、11月15日~12月13日に、決勝戦も12月19日に延期された。
そのなかで、Jリーグは再度の日程調整が強いられた。ACLと重なるリーグ戦の日程調整を行い、ACL出場3クラブと話し合った結果、「ACLとリーグ戦いずれも全力で臨みたい」という意向を尊重し、当該リーグ戦期間中に日程とスタジアムを確保。日程調整において、リーグ戦最終節は揃えることにしたが、調整が一部不可となったため、ACL出場3クラブはACLとリーグ戦を並行して参加する可能性が出てきた。
出場3クラブがACLで勝ち進み、12月以降も出場し続けた場合は、集中開催地のマレーシアから帰国後に2週間の隔離が強いられることなどから、リーグ戦への出場が難しくなる。そのため、2チーム編成を強いられる可能性が浮上。監督やスタッフの登録について、Jリーグは「ACLとJリーグの双方の大会のレギュレーションでクラブの選択肢も変わってくる。今のACLのレギュレーションを変えないならJリーグのルールを一部変更するなど柔軟に対応して、両方戦えるようにする」と説明。すでに超過密日程となっている今季だが、さらなる試練が待ち受けそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)