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「とても助かった」 ロストフ橋本拳人、ロシア移籍でアドバイスをくれた“経験者”とは?
CSKAモスクワでプレーした西村と会話「ロシアはクオリティーが高いと言っていた」
日本代表MF橋本拳人は、今年7月にFC東京からロシア1部ロストフへの完全移籍を決断した。新天地ではリーグ戦7試合で4ゴールを決めるなど鮮烈なインパクトを残しているが、ロストフ公式サイトの英語インタビューで、ロシア行きに際して“経験者”からアドバイスを受けたことも明かしている。
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FC東京の下部組織で育った橋本は、2012年にFC東京のトップチームに昇格。ロアッソ熊本での約2年間での武者修行を経て、15年にFC東京へ復帰すると、当たり負けしないフィジカルの強さと鋭いボール奪取、ダイナミックな攻撃参加を武器にレギュラーに定着した。
2019年には日本代表にも選出され、Jリーグを代表するボランチに成長した橋本は今年7月にロシア1部ロストフへの移籍を決断。クラブ公式サイトのインタビューでは改めて古巣であるFC東京への感謝を述べている。
「FC東京はとても大きく、フレンドリーなファミリーです。僕よりも(FC東京の一員として)長くプレーしているのは森重(真人)選手だけです。だから、僕が象徴的な存在とは言えないけれど、FC東京にはたくさんの思い出があります。10歳の時から始まって、今は27歳。17年間のストーリーがあるわけで、FC東京は僕の心の中に永遠とあるもので、クラブの歴史の一部を担えたことを嬉しく思います」
また、「ロシアに来る前に本田圭佑や西村拓真にアドバイスを求めたか?」との質問には、CSKAモスクワでプレーしていたFW西村拓真(ベガルタ仙台)の名前を挙げている。
「西村選手とは話をしました。とても助かりました。彼は、ロシアリーグはクオリティーが高く、言葉(ロシア語)を習得するのはすごく難しいと言っていました。ロシアの生活は日本とはだいぶ異なるけど、彼は気に入っていたし、それは正しかったと思います。僕もロシアでの生活を楽しんでいます」
ロシアの地でも2ボランチの一角を任されている橋本は、指揮を執るヴァレリー・カルピン監督についても、「カルピン監督は僕の強みが何かをよく理解してくれている。僕の仕事は彼の言うことに耳を傾け、それにフォーカスしていくことだけです」と信頼を寄せている。
新型コロナウイルスの影響により、10月にオランダで親善試合を行う日本代表への選出はならなかったが、橋本の活躍は大いに注目を集めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)