日本代表SBの“後継者問題”にメス? 盤石の長友&酒井、“20歳”菅原が名乗りを上げるか
東京五輪の主力候補、20歳菅原にかかる期待 「彼のプレーやオフ・ザ・ピッチを見て評価」
「東京五輪チームでの活動の中で彼のプレーやオフ・ザ・ピッチでのことを見て評価し、今回の招集に至った。もちろんAZでの活動、出場試合に関してはチェックしているし、その評価のもとに招集している。今年に入ってから出場機会には足りないところもあるが、今回のオランダ遠征での(海外組に絞った)招集条件のなか、将来A代表に十分に絡んでくるだろうという期待も込めて招集している。成長につながる吸収をしてもらい、その刺激を所属チームに持ち帰って欲しい」
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菅原は名古屋グランパスの下部組織出身で、ユース所属の高校2年生だった2018年に2種登録。同年の開幕戦となるガンバ大阪戦でJ1史上2位の若さとなる17歳7カ月27日でスタメンを務め、トップ昇格を果たした。19年にAZへの移籍が決定。海外1年目で16試合2得点の活躍だった。さらに森保監督も評価するオフ・ザ・ピッチでは、長友のようにムードメーカーとしてチームを盛り上げる。これまでの右SBでは今季で現役を引退した内田篤人氏が19歳で初招集され、酒井は22歳で初めて国際Aマッチに出場。20歳で初選出となった菅原がこのままキャリアを積み上げれば、後継者としての期待は高まる。
日本代表にとっては、昨年12月のE-1選手権以来10カ月ぶりの活動。オランダ合宿で猛アピールし、“次世代SB”に名乗りを上げるのは誰か。2年後に予定されているカタール・ワールドカップ(W杯)に向けても貴重な2試合となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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