ネイマールから批判のマルセイユDF、無罪裁定に言及 「人種差別主義者になったことなどない」
A・ゴンサレスはクラブとファンへの感謝をツイッターに綴る
フランス・プロリーグ機構(LFP)は現地時間9月30日、リーグ・アン第3節パリ・サンジェルマン(PSG)対マルセイユ(0-1)戦で浮上した人種差別疑惑について、PSGのブラジル代表FWネイマール、マルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスに処分を科さないことを発表した。これを受け、A・ゴンサレスが自身のツイッターでコメントをしている。
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フランスのナショナル・ダービーとも称されるPSGとマルセイユの一戦では、後半アディショナルタイムに両クラブの選手たちが衝突し、計5人が退場処分を受けた。PSGではブラジル代表FWネイマールに2試合、フランス代表DFレイバン・クルザワに6試合の出場停止処分が下るなど、退場による出場停止処分がすでに発表されている。
今回、問題となっていたのは、選手間で起きた人種差別発言だった。ネイマールは試合後に、A・ゴンサレスが人種差別発言をしたと訴えると、マルセイユ側もネイマールに日本代表DF酒井宏樹に対する人種差別発言があったと主張していた。
しかしLFPは、最終的に発言があったことを証明する十分な証拠がなかったとして、両者に追加処分を科さないことを発表した。
この決定を受け、A・ゴンサレスは自身のツイッターを更新。「期待以上の判決が下って、悪夢はようやく終わった。僕は過去に人種差別主義者になったことはなく、今後もなるつもりはない。OM(マルセイユ)には、僕を信じてくれたこと、忠誠心を示してくれたことに感謝する。そして、多大なサポートをしてくれたファンにも感謝したい。またピッチで会おう」と、メッセージを送っている。
今回の判決では、両者ともにお咎めなしとなったものの、クラブ間にある遺恨の念がさらに強くなったことだけは、間違いなさそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)