“オール海外組”日本代表「ポジション争いの構図」 中島不在の影響、19歳久保の立ち位置は?
東京五輪世代の菅原が初選出 両SB、ボランチはバックアップ陣の突き上げが必要
■右サイドバック
酒井宏樹(マルセイユ)
室屋 成(ハノーファー)
菅原由勢(AZ)
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酒井の一番手は変わらず不動だろう。特に今季は、ブラジル代表FWネイマール(パリ・サンジェルマン)を1対1で止めるなど、充実のパフォーマンスが続いている。念願の海外移籍を果たしてステップアップを狙う室屋、今回唯一の初招集となった東京五輪世代の菅原がアピールの場を奪い取れるか。競争活性化を促進するうえでは重要なポイントだ。
■左サイドバック
長友佑都(マルセイユ)
安西幸輝(ポルティモネンセ)
長友はガラタサライでメンバー登録外となり、約9カ月にわたって実戦から遠ざかっていた。マルセイユ移籍で再び出場機会を掴んでいるが、34歳という年齢も含めて次世代の台頭が欲しい。両サイドをこなし、2019年に代表定着に近づいていた安西の活躍でさらなる底上げを図りたいところだ。
■ボランチ
柴崎 岳(レガネス)
遠藤 航(シュツットガルト)
中山雄太(ズウォレ)
コンディション的には遠藤が最も上か。新シーズンは自身初のドイツ1部ブンデスリーガで攻守に安定したパフォーマンスを披露し、クラブ関係者や現地メディアからの評価も高い。スペイン3部に降格したデポルティボから同2部レガネスへ移籍した柴崎も、これまでの序列を踏まえればその座は固い。中山と、ボランチでの起用も予想される板倉の東京五輪世代コンビがどこまで突き上げられるか。