日本代表“レフティートリオ”形成なるか 久保、堂安、三好…21分間の“希望”再演に期待

A代表の場で“五輪ベストメンバー”実現なるか 久保&堂安&三好トリオは昨年11月に共演

 これまで森保ジャパン2年間の活動の中では、主戦システムとして4-2-3-1が重宝されてきた。今回は2列目で“10番”MF中島翔哉(ポルト/ポルトガル)が未招集となり、この貴重な機会に久保、堂安、三好の“東京五輪レフティートリオ”が共演となるかが注目の一つとなる。この3人は昨年11月のU-22コロンビア代表戦で約21分間、ともにプレーをした。先発した久保と堂安に加え、後半途中から三好が出場。左に久保、トップ下に堂安、右に三好が入る形で好連係を見せていた。

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 珍しい“レフティートリオ”だが、感覚が似ている3人が近い距離でプレーすることで厚みのある攻撃が作れる。さらにFW大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)、MF柴崎岳(レガネス/スペイン2部)らオーバーエイジ候補とも同じピッチに立てば、五輪本番を想定した“予行練習”にもなる。

 日本代表にとって、今回のオランダ遠征は昨年12月のE-1選手権以来10カ月ぶりの活動。対戦相手はカメルーン(FIFAランキング53位)、コートジボワール(同61位)と、ともにアフリカの強豪との連戦となるが、今年1月のU-23アジア選手権でグループステージ3戦未勝利(1分2敗)と惨敗した同世代にとっても、絶好の強化の機会となる。五輪本大会、そしてW杯アジア予選再開が予定されている2021年に向けて、東京五輪世代のオランダ合宿でのアピールに期待したい。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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