ポルトガルの“超新星”、高速“股抜き”で相手瞬殺 海外衝撃「純粋な魔法!」「屈辱的」
アトレティコの20歳FWフェリックス、ウエスカ戦での華麗な“股抜き”が話題
スペインの強豪アトレティコ・マドリードは現地時間9月30日、リーガ・エスパニョーラ第4節で日本代表FW岡崎慎司が所属する昇格組のウエスカと対戦し、スコアレスドローに終わった。前節のグラナダ戦で大量6ゴールを奪いながら攻撃陣が沈黙したが、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが試合中に見せた美技が反響を呼んでいる。
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アトレティコはシーズン初戦となった前節で、グラナダを相手に攻撃陣が爆発。特にバルセロナから移籍したばかりのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、途中出場から2ゴール1アシストをマークして話題を呼ぶとともに、スペイン代表FWジエゴ・コスタ、フェリックスと揃う前線の破壊力に大きな注目が集まっていた。
今節のウエスカとのアウェーゲームでは、スアレスとフェリックスが先発出場。ブールポゼッションで63.3%対36.7%、シュート数16対9とアトレティコが主導権を握ったものの、この日はゴールが遠く0-0に終わった。
グラナダ戦で1得点を決めていたフェリックスも、ウエスカ戦では不発に終わったが、局面では高い技術を見せつけた。後半4分、敵陣中央でスペイン代表MFサウール・ニゲスからの縦パスを受けたフェリックスは、後方から圧力をかけてきたウエスカMFペドロ・モスケラを体でブロックしながらキープ。前方から岡崎が挟みにきた瞬間、フェリックスは右足裏でボールを引いてすぐにインサイドで弾いてモスケラの股下にボールを通した。電光石火の“股抜き”でモスケラを置き去りにすると、フェリックスは鋭くドリブル突破。相手DFに阻まれたものの、こぼれ球をMFマルコス・ジョレンテが右足狙うとシュートはゴールわずか上に外れた。
この美技に海外メディアも反応。米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版公式ツイッターが、「ジョアン・フェリックスがモスケラを屈辱的なボールで罰した」と伝えれば、ポルトガルメディア「Maisfutebol」も「ジョアン・フェリックスのとてつもない“股抜き”」と称賛。サッカー専門番組「ESPN」公式ツイッターも「純粋な魔法!」と感嘆の声を上げている。
ゴールこそ奪えなかったものの、将来性豊かな20歳のストライカーは圧倒的な技術の高さを見せつけた。