プレミアでの「シンジ比較論」が話題に オーバーヘッド弾で岡崎が香川を超えたとの評価も…

米メディアが特集 英国での公式戦通算ゴール数「6」で岡崎が香川に並ぶ

 プレミアリーグ1年目でレスターのレギュラーに定着し、優勝争いを演じるチームに貢献している日本代表FW岡崎慎司が、名門マンチェスター・ユナイテッドでプレーした同MF香川真司(ドルトムント)を超えたと、アメリカで話題となっている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 岡崎は14日のプレミアリーグ第30節ニューカッスル戦の前半25分に、FWジェイミー・ヴァーディからの折り返しをオーバーヘッドキックで合わせるスーパーな一撃で、チームの決勝点を挙げた。

 このゴールで、岡崎は今季の公式戦で31試合6得点(リーグ戦5得点)に到達。2012年から14年までユナイテッドでプレーした香川は、通算57試合で6得点だったため、日本代表の同僚の得点ペースを超えた。

 もちろん、ポジションや置かれたチームの環境が異なるため単純な比較はできないが、フィジカルコンタクトの激しさやロングボール主体のスタイルに苦しみ続け、定位置を確保できなかった香川に対して、岡崎は1年目からプレミアリーグの舞台でレギュラーの座を獲得。ストライカーとしては得点数が物足りないものの、攻守両面で労を惜しまずに走り続ける貢献度の高さは、英国でも称賛の対象となっている。プレミアリーグへの適応という点で、“シンジ“が“シンジ”を超えたと評価されている。

 

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