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ミランは「価値を測っている」 ボローニャ冨安健洋に獲得興味の噂を地元紙が検証
ボローニャは冨安の価値を最低31億円と見積もっているが、ミランが提示するのは…
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、10月5日に終了する移籍市場の最終盤でセリエAの名門ACミラン行きが噂される。ボローニャの地元紙「イル・レスト・デル・ボローニャ」は、ボローニャが放出を容認する金額を3000万ユーロ(約36億円)だと報じた。
冨安は2019年夏にベルギー1部シント=トロイデンからボローニャへ移籍。同年10月に左大腿二頭筋、終盤戦で右太ももを痛めて離脱した期間はあったが、右サイドバックのレギュラーとしてリーグ戦29試合に出場し、1ゴールを記録した。
2020-21シーズンは開幕2試合をセンターバックでプレーしたなか、ミランの補強候補の1人として名前が浮上。ボローニャのスポーツ・ディレクターを務めるリッカルド・ビゴン氏は「私たちは冨安を売りたくない」と明言していたが、イタリア大手紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は他クラブからのオファーを含めてこれまでの経緯に触れている。
「21歳の日本人、タケヒロ・トミヤスへの考えはあまり変わっていない。600万ユーロ(約7億4000万円)払っただけ。セリエAでのデビューのシーズンは輝かしいシーズンを送った。ボローニャはローマからの2000万ユーロ(約25億円)のオファーに『ノー』と答えた後、現在およそ2500万ユーロ(約31億円)と価値を図っている。寛容ではないミラニスタの幹部たちは、価値を測っている。技術的に(ミランが)興味を持っているのは明白で、(ボローニャ・オーナーのジョーイ・)サプート会長のスタッフたちが、ミランに有利な条件でなびくとは思えない」
ボローニャは同じリーグのミランに優位な条件を呑むつもりはない構えだが、移籍期限のデッドラインまでに交渉がまとまることはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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