浦和、ホームで2試合連続シャットアウト負け FW永井謙佑に被弾、FC東京に0-1敗戦
チャンスを作るもゴールならず、永井に決勝ゴールを奪われて連敗
浦和レッズは30日のJ1第29節の先行開催、FC東京戦に0-1で敗れて、ホームで2試合連続のシャットアウト負けを喫した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
浦和の大槻毅監督は、26日の横浜FCで2点ビハインドの後半にシフトしたMF柏木陽介のボランチ起用を、この試合ではキックオフからの採用に踏み切った。そのなかで前半7分、FW武藤雄樹がペナルティーエリアのすぐ外でボールを受けると、柏木のフリーランで相手を引き付け、武藤にミドルシュートを放つ時間とスペースが生まれた。シュートは外れたものの、柏木の良さが出た場面が生まれた。
浦和は同19分にも柏木、武藤とつながったパスの後に、武藤がFW興梠慎三にスルーパス。相手GKと入れ替わるようなタイミングのシュートを狙った興梠だが、枠を捉えられなかった。
すると次第にFC東京が速攻を見せる場面が増え始め、同37分には中盤でボールを奪ったところからの攻撃でFWレアンドロのシュートのこぼれ球をFW永井謙佑が押し込んで先制。FC東京が1-0とリードしてハーフタイムを迎えた。
後半に入るとやや浦和のほうがボール保持の時間は長かったが、両チームともにゴール前へ進出する場面はかなり少なかった。浦和の大槻監督はMFマルティノスを右サイドに投入して打開を図ったものの、なかなか突破できず。ラスト5分では長身FW杉本健勇とクロスが武器のDF山中亮輔のセット起用で攻撃パターンの変化を目論んだが、ゴールにはつながらなかった。
試合はそのまま1-0でFC東京が勝利。浦和はホーム3連戦のうち最初の2試合を無得点で連敗と、苦しい状況に追い込まれた。
page1 page2