久保建英、元同僚ファティとの“明暗”に現地記者が皮肉見解 「代理人が良い形でカードを切らなかったと…」
直接対決はファティが2ゴールを記録したのに対し、久保は途中出場で16分間プレー
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、現地時間9月27日のラ・リーガ第3節でバルセロナと対戦。下部組織時代を過ごした“古巣”相手に途中出場で16分間プレーしたのに対し、「ラ・マシア」で同僚だったバルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティは2ゴールの活躍で4-0の勝利に貢献した。バルサ贔屓の地元紙記者は、「タケは代理人が良い形でカードを切らなかったと考えているかもしれない」と皮肉を込めて見解を述べている。
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今夏レアル・マドリードから期限付き移籍した久保は、昨季5位の強豪で熾烈なレギュラー争いを演じている。リーガ開幕から3試合連続で後半途中からの出場となっており、開幕戦のウエスカ戦(1-1)は13分、第2節のエイバル戦(2-1)は5分、そして第3節のバルセロナ戦(0-4)は16分というプレー時間にとどまっている。
ただ、限られた時間の中でも久保は輝きを放った。敵地カンプ・ノウに乗り込んだ“古巣”バルセロナとの一戦、前半に4失点を喫した不甲斐ないチームに後半29分から加わると、得意の右サイドからチャンスを創出した。
ただ一方で、バルサの下部組織で同じ時間を過ごした17歳のファティは2得点に加え、ダメ押し点となるPKも奪取した。バルサ贔屓で知られるスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」のザビエル・ボッシュ記者は、バルサが18歳以下の選手の国際移籍に違反したとしてFIFA(国際サッカー連盟)から処分を受けた影響で日本へ帰国、18歳の時にバルサと交渉するもレアルへ行ったこれまでの経緯を振り返りながら、「アンス(ファティ)が活躍するのを見て、タケは代理人が良い形でカードを切らなかったと考えているかもしれない」とコラムで綴っている。
あくまでボッシュ記者の主張ながら、久保のレアル移籍が決まった際、バルサ側には久保を宿敵に奪われたショックが前例としており、少々皮肉を込めて“後悔の念”を促している。
久保としては、今季初スタメンが予想される9月30日のアラベス戦を含め、これまで以上のパフォーマンスで自身の決断を証明していきたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)