世代交代を画策するアーセナル レアルの司令塔クロース獲得に照準か

レアルはカンテ獲得の動きを加速させるか

 “ガナーズ(アーセナルの愛称)”には、同じくレアルから移籍したドイツ代表の同僚MFメスト・エジルが所属している。中盤に14年ブラジル・ワールドカップを制したドイツ・ラインが形成されれば、リーグ優勝から遠ざかるチームにとって大きな強みとなるだろう。

 一方、レアルはクロース放出に備え、レスターのフランス人MFエンゴロ・カンテの獲得に向かうと報じられている。日本代表FW岡崎慎司の同僚で、レスターの躍進を支えるダイナモは、豊富な運動量で攻守に奮闘。司令塔として質の高いパスを供給するクロースとは異なるタイプだが、かつての”銀河系軍団”を陰で支えたクロード・マケレレの再来とも言われており、その動向は今夏に向けて大きな注目を集めそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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