世代交代を画策するアーセナル レアルの司令塔クロース獲得に照準か
レアルと20年まで契約もオファー殺到との噂 エジルと”ドイツ・ライン”を形成?
アーセナルは、チーム改革の第一歩として、レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースの獲得に照準を合わせたようだ。スペイン地元紙「AS」が報じている。
クロースは長短の正確なパスで攻撃陣を司る司令塔で、2014年にバイエルン・ミュンヘンからレアルへ移籍。シャビ・アロンソ(バイエルン)と入れ替わる形でチームに加わり、中盤の組み立て役としてレギュラーポジションを確保していた。
しかし、本人は20年まであるレアルとの契約を全うするかどうかを真剣に考え始めており、移籍の可能性も浮上している。すでに多くのビッグクラブからオファーが届いているとも噂されているが、その中の一つがプレミアリーグのアーセナルだという。
アーセナルは今季、イングランド代表MFジャック・ウィルシャーやスペイン代表MFサンティ・カソルラといった中盤センターの主力に負傷者が続出。MFマテュー・フラミニや主将のMFミケル・アルテタ、MFトーマス・ロシツキーらベテランは一斉放出の可能性が高まるなど、世代交代の波も押し寄せている。26歳とこれからキャリアのピークを迎えるクロースは、絶好のターゲットと言えそうだ。
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