不発のレアルFW獲得に伊3クラブが名乗り ジダン監督も移籍許可、ローマが最有力か
22歳FWヨビッチ ローマ、インテル、ミランがレンタルでの獲得を希望か
夏の移籍市場が閉まるまで約1週間となり、各クラブは最後の補強に向けて準備を進めている。そんななか、スペインの名門レアル・マドリードで出場機会を失っているセルビア代表FWルカ・ヨビッチはイタリアに新天地を求めるかもしれない。スペイン紙「AS」が報じている。
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2018-19シーズン、ドイツのフランクフルトで公式戦48試合27得点を記録したヨビッチだったが、昨夏6000万ユーロ(約74億円)の移籍金で加入したレアルでは、元フランス代表FWカリム・ベンゼマの牙城を崩せずに出場機会をほとんど得られず、公式戦27試合でわずか2得点にとどまった。
より多くの出場機会を望んでいるヨビッチだが、今シーズン初戦となったレアル・ソシエダ戦(0-0)ではベンチを温め、続く第3節ベティス戦(3-2)は先発出場したが得点に絡めず、現状には不満を抱えたままだという。
そんななか「AS」紙は、「ヨビッチにはセリエAのローマ、インテル、ACミランから確固たるオファーがある」と伝えている。また、「レアルとヨビッチは出場時間を増やすことが重要であり、そのためにはオファーを受けるべきという共通認識がある」としており、ジダン監督も今季“武者修行”に出ることを承認しているという。そして同紙は、現時点でローマへの期限付き移籍の可能性が最も高いと伝えている。
フランクフルト時代にゴールを量産し、将来を有望視される若手FWの1人に数えられていた22歳のヨビッチ。より多くのプレー機会を得ることで、再び本来の得点感覚を研ぎ澄ませることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)