エメリ監督も「レベルの高さとタレントに惚れ込んでいる」と断言

「クボはジェネレーションZ（2001年以降生まれ）の良い少年の顔をしている19歳で、最もカソルラに似ている選手。器用で、試合の流れを読む目、守備の意識と戦術的な規律があり、足もとにボールを置いての扱いが速く、1対1の突破力と次のプレーへのビジョンが素晴らしい。本来左利きだが、アストゥーリアスの選手（＝カソルラ）と同じように完全なる両利きで、それを当てるのは難しい」

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　このように久保の卓越したテクニックや“サッカーIQ”の高さを称えたうえで、エメリ監督も「流暢なスペイン語（さらにカタルーニャ語）でのコミュニケーションが取れるクボの、レベルの高さとタレントに惚れ込んでいる」と断言。さらに「タケ・クボは単に良いサッカーの選手だけではない。その年齢には似つかわしくない成熟度がある。地中海特有の陽気さと新鮮さを持っているが同時に日本文化の敬意と協調性、責任感もある」とも記し、現地時間30日に行われる第4節アラベス戦での先発出場を予想している。

　果たして久保は、ビジャレアルで公式戦初スタメンを飾るのか。その際の起用ポジションはどこになるのか。熾烈なレギュラー争いの行方から目が離せない。