「馬鹿にされてバトル」 イグアイン、怒り爆発の“突き飛ばし”に大反響「巨大な衝突を…」
MLSデビュー戦で相手選手と一触即発の事態に 世界も唖然「31歳の少年は完全に我を失った」
アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは今季からインテル・マイアミに加入し、MLS(アメリカ)初挑戦に踏み切った。しかし、デビュー戦となったフィラデルフィア・ユニオン戦では相手選手に体当たりでの突き飛ばしをお見舞いし、「巨大な衝突を勃発させた」と世界で反響を呼んでいる。
イグアインは今夏の移籍市場でユベントスから、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミへと移籍。ワールドクラスのストライカーのアメリカ挑戦が決まり、現地時間27日に行われたフィラデルフィア・ユニオン戦でデビューを飾ったが、試合は予想外の展開を迎えた。
0-2のビハインドで迎えた後半32分、マイアミはPKを獲得。イグアインがキッカーを務めたが、力強く振り抜いた右足のシュートは大きく枠を超えてしまった。相手選手たちがイグアインを囲んで大喜びするジェスチャーを見せると、この挑発に怒りを爆発させて応じてしまう。体当たりで相手選手を突き飛ばすと、両チームが入り乱れる一触即発の事態に。主審になだめられている最中も、激昂が収まることはなかった。
この一連の騒動は世界的な反響を呼んでおり、英紙「ザ・サン」は「アルゼンチンのストライカーはPKを失敗した後、巨大な衝突を勃発させた」と取り上げると、メキシコメディア「infobae」は「敵に馬鹿にされてバトル」と注目。英メディア「GIVE ME SPORT」は「31歳の少年は完全に我を失った」と断罪している。
PK失敗の影響もあって、最終的にはチームも0-3の惨敗を喫することに。レアル・マドリードやナポリ、ユベントスでは得点を量産し、世界的なゴールハンターとして名を馳せたイグアインだが、アメリカでのキャリアは荒々しい船出となってしまった。