ネイマールは「最低一つは魔法の瞬間を作る」 相手釘付けの超絶美技に反響「アーティスト」
スタッド・レンヌ戦で相手MFヴァロン・ベリシャを鮮やかなテクニックで手玉に取る
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、現地時間27日のリーグ・アン第5節スタッド・レンヌ戦にフル出場。2-0の勝利に貢献したなか、相手を翻弄する目にも留まらぬ足技の反響が拡大している。
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PSGは前半9分と後半17分に、いずれもフランス代表FWキリアン・ムバッペのお膳立てからアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディがネットを揺らし、2-0でリーグ戦3連勝を飾った。そのなかで、注目を集めたのはネイマールのワンプレーだ。
後半35分、敵陣のアタッキングサードでムバッペのバックパスを受けたネイマールは、スタッド・レンヌのコソボ代表MFヴァロン・ベリシャが寄せてきたところで、軸足の裏を通して左に切り返すと見せかけ、そのまま軸足の周りでボールを一周させて右側へ持ち出す。対峙したベリシャは完全に逆を突かれ、ギニアビサウ代表MFモレト・カサマがファウルでなんとか止めた。
PSG公式ツイッターが、「アーティスト」と称してネイマールのプレー動画を公開。英メディア「GIVE ME SPORT」も「2020年の最も素晴らしいスキル候補」と見出しを打ち、このシーンを振り返っている。
「ネイマールの魔法に釘付けになったベリシャは、何が起こったのか分からなかった。スキルに関しては、ネイマールはおそらく今、世界最高のプレーヤー。様々な理由でお茶の間に必ずしも受け入れられるわけではないが、サッカーをより面白くする存在なのは否定できない。彼はピッチに立つたびに、最低一つは魔法の瞬間を作り出すことを保証するタイプの選手だ。挑戦を恐れない。批判されるのではなく、称賛されるべきだ」
9月13日のリーグ・アン第3節マルセイユ戦(0-1)で日本代表DF酒井宏樹に人種差別発言をしていた疑惑が浮上するなかで、プレーで一級品のテクニックを証明してみせた。