アーセナル戦勝利後に解説者と舌戦展開 クロップ監督を強く反論させたひと言とは?

解説者のロイ・キーン氏とリバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images & AP】
解説者のロイ・キーン氏とリバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images & AP】

アーセナルに3-1で勝利するも、ロイ・キーン氏は「ずさんな場面があった」と指摘

 リバプールは現地時間28日にプレミアリーグ第3節でアーセナルと対戦し、3-1で勝利を収めた。開幕3連勝を飾ってユルゲン・クロップ監督もご満悦と思いきや、試合後に解説者の元アイルランド代表MFロイ・キーン氏と緊張感あふれる舌戦を繰り広げたことが注目を集めている。

 今季開幕前のコミュニティー・シールドではPK戦の末にアーセナルに勝利を譲ったリバプール。本拠地アンフィールドでの再戦では前半25分に先制を許したが、セネガル代表FWサディオ・マネのゴールですぐに追いつくと、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンと新加入のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタのゴールで勝ち越し、3-1で勝利した。

 シュート4本に終わったアーセナルに対して、21本のシュートを放つなど一方的に攻め込み、攻撃力で押し切ったリバプールについて、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務めた“闘将”ロイ・キーン氏は次のように評した。

「前回のホームゲーム(リーズ戦)でも彼らは4得点を決めたが、失点も多かった。彼ら(リバプール)はバックラインで1度や2度ずさんな(sloppy)な場面があったが、よくやっていた。素晴らしいシーズンのスタートになった」

 しかし、このキーン氏が発した「sloppy」というネガティブな表現に異を唱えたのが、リバプールを率いるクロップ監督だ。キーン氏のいるスタジオと中継がつながったインタビューに登場したドイツ人指揮官は、試合に勝った喜びもそこそこに「Mr.キーンは今夜の我々のパフォーマンスをsloppyと言ったのですか?」と切り出した。

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