「クソみたいな時間だった」 元ユナイテッドDF、ファン・ハール時代を痛烈批判
元ブラジル代表DFラファエル、ユナイテッドを率いたファン・ハール元監督に言及
元ブラジル代表DFラファエル・ダ・シルバ(イスタンブール・バシャクシェヒル)が、マンチェスター・ユナイテッド時代に指導を受けたルイ・ファン・ハール氏について、「これまで一緒に仕事をしたなかで、一番酷い人間だった」と痛烈に批判している。米メディア「The Athletic」に語った。
オランダ代表を指揮していたファン・ハール氏は、2014年ブラジル・ワールドカップ終了後に代表監督から退任。名将アレックス・ファーガソンの後任としてデイビッド・モイーズ監督による新体制が失敗に終わったユナイテッドの再建を託された。しかし、1年目はリーグ4位、2年目の2015-16シーズンは5位に終わり、FAカップを制したものの、その2日後に解任となった。
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードやクラブレジェンドである元イングランド代表FWウェイン・ルーニーらから、ユナイテッド指揮官として称賛されることもある一方、ラファエルからは全く正反対の言葉が飛び出ている。
ラファエルは「ファン・ハールのような人間のことは、悪く言う時がある。ファン・ハールのことは嫌いだ。彼が監督だと分かった時、多くの友人が私に連絡してきた。信じられなかったけど、(プレースタイルが好きじゃないから)ファン・ハールはブラジル人が嫌いだと言ってきたんだ。『最初にやることは、君を追い出すことだよ』と友人たちから言われた」と述べ、こう続けている。
「実際には、それは彼が二番目にしたことだったよ。まず初日、彼は私に話しかけなかった。そして、2日目に『君は帰っていい』と言われたんだ。まだ練習もしていなかったのに、彼は私にそう言ったんだ。耳を疑ったよ。私は『分かった』と言ったけど、それでも自分のポジションを得るために戦おうとした。彼の下で1年間プレーした。本当に、本当にきつかった。これまで一緒に仕事をしたなかで、彼が一番酷い人間だった」