「ナイスセーブ!!」 J1史上初の2m守護神、札幌GKの華麗な“膝キャッチ”にJ公式も注目

“J1史上初の2m守護神”札幌GK中野小次郎【写真:Getty Images】
“J1史上初の2m守護神”札幌GK中野小次郎【写真:Getty Images】

2021年の加入が内定している法政大GK中野小次郎がドウグラスのシュートを好セーブ

 北海道コンサドーレ札幌は、26日のJ1リーグ第19節ヴィッセル神戸戦(0-4)で、来季加入が内定している特別指定選手の法政大GK中野小次郎がJリーグデビュー。公式戦初出場のなかで見せた“膝キャッチ”にJリーグ公式ツイッターが注目している。

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 中野は大学3年次の2019年10月、21年の札幌入りが内定。今年9月に入って練習に参加していたなかで、26日の神戸戦でペトロヴィッチ監督からスタメンに抜擢された。

 試合は、神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを中心とした攻撃の前に4失点を喫したが、ポテンシャルの一端を示した好セーブの一つが前半34分だった。

 カウンターを受け、FW古橋亨梧の折り返しから中央に飛び込んできたFWドウグラスにダイレクトシュートを放たれたが、中野は瞬時に身長2メートルの体をかがめて膝を閉じ、股下に飛んできたボールをストップ。ドウグラスが悔しさを露わにしたほどの好セーブだった。

 札幌公式ツイッターは「本日公式戦初出場、初スタメンだったGK中野小次郎選手! 両膝で相手チームのシュートを止める好セーブを見せてくれました!」と速報していたが、 Jリーグ公式ツイッターも28日、「ナイス“ひざ”キャッチ!! Jリーグデビューを果たした、#北海道コンサドーレ札幌 #中野小次郎 選手がひざを使ってナイスセーブ!!」と動画を公開してこのプレーを取り上げた。

 Jリーグ公式ツイッターによれば、J1リーグ史上初の身長2メートルGKとして名を刻んだ中野。特別指定選手ながら、大きなポテンシャルを感じさせるJリーグデビュー戦だった。

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