渦中のネイマール、マーカー翻弄の“ファンタジーな足技”に海外注目 「不可能なドリブル」
スタッド・レンヌ戦で相手MFヴァロン・ベリシャを鮮やかな足技で手玉
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは、現地時間27日のリーグ・アン第5節スタッド・レンヌ戦にフル出場。2-0の勝利に貢献したなか、相手を翻弄する目にも留まらぬ足技が注目を集めている。
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PSGは前半9分と後半17分に、いずれもフランス代表FWキリアン・ムバッペのお膳立てからアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディがネットを揺らし、2-0でリーグ戦3連勝を飾った。
そのなかで、注目を集めたのはネイマールのワンプレーだ。この日は得点やアシストこそなかったが、後半35分にテクニックで魅せる。
敵陣のアタッキングサードでムバッペのバックパスを受けたネイマールは、スタッド・レンヌのコソボ代表MFヴァロン・ベリシャが寄せてきたところで、軸足の裏を通して左に切り返すと見せかけ、そのまま軸足の周りでボールを一周させて右側へ持ち出す。対峙したベリシャは完全に逆を突かれ、ギニアビサウ代表MFモレト・カサマがファウルでなんとか止めた。
スペイン紙「マルカ」は「エルボーで止まったネイマールの不可能なドリブル」と見出しを打ち、「多くの人はそれが侮辱だと捉えているが、一部ではブラジル人の『ジョガ・ボニート(美しく遊べ)』だと考えている」と説明。メキシコメディア「mediotiempo」は、「ネイマールはボールで何をした? ファンタジーな動きを発明」と称え、中南米のサッカー専門サイト「BOLAVIP」も「ネイマールがフリースタイルの魔法」と報じている。
9月13日のリーグ・アン第3節マルセイユ戦(0-1)で人種差別発言を受けたと主張していた状況から一転、自身が日本代表DF酒井宏樹に人種差別発言をしていた疑惑が浮上する渦中にいたが、一級品のテクニックを改めて証明した。