「我が家に勝る場所はない」 ベイルの“昼寝姿”と“笑顔で拍手”の対比ショットに英注目
燻っていたレアルを退団し、古巣トッテナムに復帰するもここまではベンチ入りなし
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、9月19日にレアル・マドリードからトッテナムへの期限付き移籍が決定。8年ぶりに復帰した古巣で名誉挽回を誓うが、英メディアはレアル時代と新天地での“スタンドでの姿”にスポットライトを当てている。
2013年からレアルに在籍してきたベイルは、6年半でリーガ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回などタイトルを獲得したが、ジネディーヌ・ジダン監督の元ではレギュラー定着とはいかず、ベンチで燻る期間も長かった。昨季終盤戦ではマスクを目の位置まで上げて“昼寝モード”に入り、別の試合では両手を双眼鏡に見立てて目の部分に“装着”するなど、プレー以外の言動が大きな注目を集めた。
そのなかで、スターへの飛躍を遂げる際に所属していたトッテナム復帰が決定。英メディア「スポーツ・バイブル」は「我が家に勝る場所はない」と綴り、レアル時代の“昼寝”シーンと、トッテナムに戻って笑顔でスタンドから拍手を送るベイルの姿を対比させている。
移籍後の公式戦2試合(リーグ戦1試合UEFAヨーロッパリーグ1試合)はともにベンチ外で、まだ復帰後は試合に絡んでいないが、ファンからは「少なくとも今は起きている」「プレーする姿が待ちきれない」「週給60万ポンド(約8500万円)も問題なし」と現時点では歓迎ムードの声は多い。一方で、「ベンチに勝るものはない」「ゴルフのことでも考えているんだろう」と皮肉るコメントも寄せられており、改めて自らのプレーで批判的な見解を退けていくことになりそうだ。
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