「今までよりも強くなれる」 C・ロナウド、“衝撃的”な跳躍力ヘディング弾で敗戦危機救う

C・ロナウドがローマ戦で2ゴールをマーク 2-2の引き分けに持ち込んだ
イタリア王者ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間27日のリーグ第2節ローマ戦で2ゴールの活躍。試合は2-2で引き分けたが、インスタグラムに「今までよりも強くなれる」と前向きなメッセージを示している。
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ユベントスはアンドレア・ピルロ新監督の2試合目になったが、このゲームは苦しいものになった。前半に元フランス代表FWアドリエン・ラビオのハンドで与えたPKで失点すると、その後にC・ロナウドが相手選手のハンドによるPKを決めて同点にした。しかし前半終了間際にカウンターから失点すると、後半にはさらなる苦境があった。
後半17分にラビオがこの日2枚目のイエローカードを提示されて退場処分になったユベントスは、10人で1点を追う展開に。それでもエースのC・ロナウドがチームを救った。同24分にDFダニーロのクロスに対して、衝撃的な跳躍力を見せた打点の高いヘディングで同点ゴール。チームを敗戦の危機から救った。
試合後にロナウドは「望んでいた結果ではなかったが、この集団的な精神があれば今までよりも強くなれる。それを僕たちは知っている」と投稿。現役時代にマエストロの称号を得たレジェンドであるものの、指導者としての経験は皆無であるピルロ新監督を初の敗戦の危機から救った。
今季のセリエAでユベントスは10連覇に挑むが、昨季2位のインテルや、1月の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得から復活の兆しを見せている名門ACミランなど、今までの年よりも強烈なライバルと優勝を争うことが予想される。それでも、開幕から2試合連続ゴールのロナウドを擁するユベントスが本命ということになりそうだ。