FC東京が”爆買い”江蘇蘇寧とスコアレスドロー テイシェイラらを封じるも勝ち切れず
中国の金満クラブとホームで激突 ブラジル代表MFラミレスは欠場
FC東京は15日、AFCアジアチャンピオンズリーグ第3節、江蘇蘇寧戦に臨み、0-0のスコアレスドローで勝ち点1を得るにとどまった。
11日に行われたJ1ファーストステージ第3節の神戸戦では後半43分、FW阿部拓馬の挙げた虎の子の1点を守りきり勝ち点3を挙げた。城福浩監督は江蘇蘇寧戦でその阿部をベンチに置き、前田遼一とネイサン・バーンズの2トップで臨んだ。対する江蘇蘇寧は、今オフにアジア史上最高額となる5000万ユーロ(約65億円)で“爆買い”したMFアレックス・テイシェイラ、元ブラジル代表FWジョーらがスタメンでピッチに立った。
日本代表のバビド・ハリルホジッチ監督も視察に訪れた一戦で、ペースを握ったのはFC東京だった。前半23分にはバーンズが右サイドをえぐり、羽生が合わせるなど惜しい場面を作った。直後の同25分、セットプレーのこぼれ球をジョーに左足でシュートを打たれたが、ゴールわずか右へと逸れた。同41分にはバーンズが右サイドからのカットインから鋭いシュートを放ったが、相手GKの正面へと飛んだ。守備面では左サイドに位置するテイシェイラを組織的に挟み込み、決定的な突破を許さなかった。
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