C・ロナウドの「消えた90分間」 ラス・パルマス戦のボール受け回数がフル出場時で過去最少に

今季頻発している”ロナウド孤立”の状況

 最も少ないのは2013-14シーズンのバジャドリード戦の4回で、ラス・パルマス戦の28回は8位に位置する。しかし、ワースト1位のバジャドリード戦の出場時間がわずか9分だったのをはじめ、10試合のなかで出場時間が45分を超えたのは今回の試合のみ。フル出場でこの数字だったことを踏まえると、この日のロナウドがパスを受けられずに苦しんだことが浮き彫りとなってくる。

 2月21日に行われたマラガ戦では37回、その他にもエイバル戦とラージョ戦でも38回に終わるなど、今季レアルは“ロナウド孤立”の状況が頻発している。ジネディーヌ・ジダン監督は孤高のエースへのサポートに厚みを持たせて、今季唯一となっているタイトル、UEFAチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げられるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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