ヴァスコ・ダ・ガマ戦後、次ラウンド進出を祝って歓喜のダンス

　ブラジル1部ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑は現地時間23日、コパ・ド・ブラジル（国内カップ戦）4回戦のヴァスコ・ダ・ガマとの第2戦に先発フル出場し、チームの次ラウンド進出に貢献した。そのプレーぶりに現地メディアから称賛が送られるなか、試合後のピッチで見せた軽快な“歓喜のサンバ”に注目が集まっている。

　ボタフォゴは第1戦で1-0の勝利を収め、アドバンテージとともに第2戦へ。先発メンバーに名を連ねた本田は、MFカイオ・アレシャンドレとともに中盤センターを構成。試合は0-0のドローで2戦合計1-0として、チームは次ラウンド進出を決めた。

　ブラジル紙「Lance!」では、キャプテンとして出場した本田に対し、「日本人がチームをリードし、勝ち進みを決めたボタフォゴのハイライトとなった。ケイスケ・ホンダはボタフォゴの次ラウンド進出の鍵を握る存在だった」と称賛の言葉が送られていた。

　そうしたなか、衛星放送「FOXスポーツ」ブラジル版公式インスタグラムは、「ナイスゲーム！ ホンダはサンバでお祝い」と綴って一本の動画を投稿。本田が同僚の手拍子に合わせ、サンバのような軽快なステップを披露した。その後、次ラウンド進出を祝う集合写真に笑顔で収まっており、ブラジルの地でもチームに溶け込んでいることがうかがえる映像となっている。

　投稿には、海外ファンからも「ホンダはサンバもできるのか」「サンバならぬ“ホンダ・ダンス”」「本田はブラザーが多いな」といったコメントが寄せられている。

　自身海外6カ国目のブラジルで我が道を行く本田。34歳となった今も、存在感をしっかりと示している。