浦和監督が考える横浜FC戦“完敗”の原因とは? 「埼スタでそれが出たのが残念」
「チームとしてまとまりきれなかった」 柏木も失点を悔やむ
「1失点目のあたりで、選手内で『シュート打て』とか『行けよ、やれよ』とか。そういう声掛けをしていた中で失点してしまったというのがあって、試合の中で乱れてしまってというのは良くなかった。2失点目は、僕がちょっと目の上を切った時にフィールドが9人の状態で、誰かが『今ひとり少ないから、もっとブロックを作ってしっかり守備しよう』という声掛けができていたら、そんな失点をしなかったんじゃないかと思う。チームとしてまとまりきれなかった」
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今季から浦和は4バックに取り組んで、3年計画を掲げた上で以前とは違ったスタイルでプレーしていることが話題にもなっているが、そうした要素を全く抜きにして、サッカーの試合において失点に直結するミスが連発していれば勝利はおぼつかない。
大きな連勝や連敗もなく勝ち負けを繰り返しながら中位にいる状況だけに、目標に掲げるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得まで上位に進出する可能性も、逆に昨季の最終節までJ1残留が決まらなかった下位低迷の二の舞を踏む可能性も秘める位置にいる。少なくとも、この日のピッチで見せたような自壊する姿だけは繰り返してはならないだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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