本田は「ミランの価値を持つ選手」ではない!? 黄金期を築いた名将が酷評
昨季までの“訳あり補強路線”を断罪
ミランは今季開幕前にタイ資本を当て込んで100億円以上の移籍金を投じ、コロンビア代表FWカルロス・バッカ、ブラジル代表FWルイス・アドリアーノに加え、イタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチ、U-21イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリという期待の若手2人を獲得している。
しかしタイ人投資家は、ミランの親会社の株式48%を買収することで合意しておきながら、正式契約を前に6度もドタキャン。クラブは再び資金がショートした模様で、1月の移籍市場では元オランダ代表MFナイジェル・デヨングらを放出する一方、補強はシャルケを契約解除になっていたガーナ人MFケビン=プリンス・ボアテングを加えたのみだった。
その一方でカペッロ氏は、赤字経営の影響で移籍金ゼロなど“訳あり補強路線”の真っ最中だった2013年、14年シーズンで獲得した選手に関してこう酷評している。
「過去2年には、ミランの価値を持つ選手を誰一人獲得しなかった」