本田は「ミランの価値を持つ選手」ではない!? 黄金期を築いた名将が酷評
米テレビ局のインタビューでカペッロ氏が一刀両断
ACミランで3連覇を含む4度のセリエA優勝を果たした伝説の名将ファビオ・カペッロ氏は、日本代表FW本田圭佑を含むミランの2013年、14年シーズンの獲得選手について「ミランレベルではない」と一刀両断に切り捨てている。アメリカのスポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」のインタビューで語ったもの。
ミランで4度、レアル・マドリードで2度、中田英寿氏を指導したローマでも1度リーグを制覇したイタリアの名将は、古巣で去就問題の沸騰するセルビア人監督を支持していた。
「私は監督へ大きな賛辞を送りたい。与えられた戦力の中で多くのことを成し遂げた。今年は彼の就任後、ある一定以上のレベルの選手をミランが獲得した最初の年だ」
このように、シルビオ・ベルルスコーニ会長の度重なる現場介入に激怒し、辞任を決意したとも報じられるシニシャ・ミハイロビッチ監督の手腕を絶賛している。ミランは3年ぶりの欧州カップ戦出場権の獲得を目指し、現在6位、イタリア杯決勝進出も果たしたが、現有戦力を考えれば上出来だと分析している。