遠藤航を次戦“DF起用”? シュツットガルト監督が示唆「そのオプションは実行可能」

シュツットガルトでレギュラーとして活躍するMF遠藤航【写真:Getty Images】
シュツットガルトでレギュラーとして活躍するMF遠藤航【写真:Getty Images】

マインツ戦に向けてマタラッツォ監督が語る 「アイデアがあるのは確かだ」

 シュツットガルトのペレグリーノ・マタラッツォ監督が、26日のブンデスリーガ第2節マインツ戦で日本代表MF遠藤航を最終ラインで起用する可能性があると、ドイツ紙「ビルト」が報じている。

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 19日に行われたフライブルクとのブンデス開幕戦にボランチとして先発出場した遠藤は、3点のビハインドを負った後半20分からポーランド代表DFマルチン・カミンスキに代わって3バックの中央でプレーした。カミンスキが精彩を欠いていたことによる緊急処置だったが、この采配が的中。それ以降は失点を許さず、シュツットガルトは守備の安定性を取り戻した。

 遠藤が中盤だけでなくディフェンスラインにおいても質の高いプレーを見せたことで、同紙は遠藤のディフェンダーへのコンバートについて、「ワタル・エンドウはシュツットガルトの頼れる男だ。彼は今、多用途兵器へとさらに進化しようとしている。この日本人の本来の役割は、シュツットガルトの中盤を整理することだ。しかし、彼は土曜日のマインツ戦ではディフェンスリーダーとしてプレーすることになるかもしれない」と好意的に伝えている。

 また、マタラッツォ監督も定例の記者会見で26日のマインツ戦について尋ねられると、「ワタルを後方のポジションに配置し、それに伴って別の守備的MFをピッチに送り込むというアイデアがあるのは確かだ。そのオプションは実行可能だと思う」とコメント。遠藤のDF起用の可能性を示唆している。

 もっとも、遠藤自身はボランチのポジションにこだわりを持っている。過去には現地メディアの取材に応じた際、「基本的に僕はボランチとしてプレーしたい。日本代表でもその位置でプレーしているので」と発言して、ボランチでのレギュラー確保に強い意欲を見せていた。それだけに遠藤の起用法を巡るマタラッツォ監督の決断に対し、にわかに注目が高まりつつある。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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