リンカーン元監督、ゴールラッシュのリバプールに脱帽 「南野のフィニッシュは絶妙」
カラバオカップ3回戦リンカーン戦で南野は2得点1アシストで勝利に貢献
リバプールの日本代表MF南野拓実は、現地時間24日に行われたカラバオカップ3回戦リンカーン・シティ戦(7-2)で2ゴール1アシストの大活躍。対戦したリンカーンの元監督も称賛の言葉を送っている。英地元紙「Lincolnshire Live」が伝えた。
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昨季プレミアリーグを制したユルゲン・クロップ監督率いるリバプールは、英3部リンカーン相手にゴールショーを展開。前半9分にスイス代表MFジェルダン・シャキリが直接FK弾を叩き込んで先制すると、1-0で迎えた同18分、ペナルティーエリア手前でボールを拾った南野が右足を一閃し、強烈なミドルシュートをゴール右上に突き刺した。さらにイングランド人MFカーティス・ジョーンズが同32分、36分と立て続けにネットを揺らし、4点差で前半を折り返す。
後半開始早々には相手GKが弾いたボールにいち早く反応した南野が押し込み、この日2点目を記録。リンカーン相手に2失点するも、セルビア代表MFマルコ・グルイッチが追加点を決めて迎えた同44分、南野のラストパスからベルギー代表FWディボック・オリギがゴールラッシュを締めくくり、計7得点の圧勝を収めた。
2016年5月から19年9月までリンカーンで監督を務め、昨季は英2部ハダースフィールド・タウンで指揮を執ったダニー・カウリー氏は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で「リンカーンにとっては厳しい夜となった。先制点のFKはファンタスティック。ミナミノのフィニッシュは絶妙だった。カーティス・ジョーンズはきっとトッププレーヤーになるだろう。公平に見て、リンカーンの4失点は素晴らしいゴールだった」と見解を述べた。
また、プレミアリーグ王者リバプールの戦いぶりについて、「リンカーンに息をつく間も与えず、ボールを奪い返した。リンカーンは何度かチャンスを作ったものの、リバプールの規律は素晴らしく、私にとっては(リバプールが)世界最高のチームだ」と振り返っていた。