元韓国代表DF、古巣G大阪戦で拍手に涙…英雄との2ショットも公開 「たくさんの思い出が…」

名古屋の元韓国代表DFオ・ジェソクが古巣対戦で涙【写真:Getty Images】
名古屋の元韓国代表DFオ・ジェソクが古巣対戦で涙【写真:Getty Images】

名古屋DFオ・ジェソク、古巣G大阪とのアウェーゲームにフル出場

 名古屋グランパスは23日に行われたJ1リーグ第18節でガンバ大阪に1-2で敗れた。名古屋の元韓国代表DFオ・ジェソクは2試合連続でスタメン出場。試合後には自身の公式インスタグラムで、G大阪MF遠藤保仁との2ショットを公開している。

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 オ・ジェソクは2013年に当時J2だったG大阪へ加入。翌14年は24試合に出場して三冠達成に貢献した。19年途中には6年半在籍したG大阪を離れ、恩師・長谷川健太監督が指揮するFC東京へ期限付き移籍。今季からは古巣へ復帰したが、愛着ある大阪を離れて今夏に名古屋グランパスへ完全移籍で加入している。

 そして、第18節で古巣と初対戦。かつてプレーしたパナソニックスタジアム吹田で先発フル出場を果たした。前半21分にFW金崎夢生のゴールで名古屋が先制するも、後半8分にG大阪の大卒ルーキーMF山本悠樹に直接FKを決められ、同42分に途中出場のFW宇佐美貴史に勝ち越しゴールを許した。

 試合には敗れたものの、オ・ジェソクは公式インスタグラムにG大阪のレジェンドで、この日途中出場したMF遠藤保仁との2ショットを投稿。「僕の心の中で永遠のナンバーワン選手」と韓国語で綴り、笑顔で写真に納まっている。

 G大阪で計7シーズンプレーし、外国籍選手としてクラブの最長在籍記録を持つオ・ジェソクにとっては特別な一戦。試合後はゴール裏へ挨拶に行くと、ファン・サポーターの大きな拍手が送られ、思わず涙するシーンもあった。Jリーグ公式ツイッターはこの動画を公開し、「その涙からは絆がうかがえます」と綴っている。自身も公式インスタグラムに動画を投稿し、熱いメッセージを送っている。

「たくさんの思い出が頭の中をよぎった瞬間。いつになるか分かりませんが遠い未来に是非また会えることお祈ります。今日送ってくださった拍手はいつまでも大切にします。 7年半の間、感謝すべきことばかりだった。俺のガンバ大阪! また会いましょう」(原文ママ)

 現在は別の地で戦っている元韓国代表DFだが、古巣の優しさに触れて生まれた感動の瞬間だったようだ。

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