「試合前におかしな状況」 モウリーニョ監督、“4cm”小さいゴールをすぐ認識し交換要請「腕を…」
試合前に設置されたゴールが規定よりも小さかったことに気付く
トッテナムは現地時間24日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)の予備予選3回戦でシュケンディヤ(マケドニア)と敵地で対戦し、3-1で勝利を収めた。試合前、試合会場に用意されたゴールが規定よりも小さいことに気づき、UEFAに交換を要請するアクシデントがあったことをジョゼ・モウリーニョ監督が明かした。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
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トッテナムは前半5分にアルゼンチン代表MFエリック・ラメラのゴールで先制。後半10分に一度は同点に追いつかれたが、韓国代表FWソン・フンミンとイングランド代表FWハリー・ケインの両ストライカーがゴールを奪い、勝利を収めた。
敵地で行われたこの一戦、トッテナムの面々は試合前に予想外の事態に見舞われていたようだ。ある異変に真っ先に気づいたのはトッテナムのGK陣だったと明かしたのはモウリーニョ監督だ。
「試合前におかしな状況があった。ゴールキーパーたちが私にゴールが小さいと言ってきたんだ。私もゴールのところにいくとたしかにそれは小さかったんだ。ゴールキーパーは何時間もゴールの中で過ごしているから、ゴールが規定のサイズでないことをわかっていた」
なんと試合会場に用意されたゴールが、規定よりも小さいことが発覚したという。モウリーニョ監督も「私はゴールキーパーではないが、子どものころからフットボールを知っているし、ゴールの長さも知っている。そばに立って腕を伸ばしたら、何かが間違っていることにすぐ気づいたよ」と異変を察知し、UEFAにゴールの交換を要求したという。
モウリーニョ監督は試合後に自身のインスタグラムを更新。ゴールの前で手を伸ばしている自身の写真に「私が成長したのかと思ったが、ゴールが5センチ小さいことに気づいたよ」とコメントを添えた。もう一枚の写真ではフランス代表GKウーゴ・ロリスが、背伸びせずに手を伸ばしてゴールポストに触っている様子を投稿している。
英紙「デイリー・メール」によれば、ゴールの規定はクロスバーの下端からグラウンドまで8フィート(約2.44メートル)だが、トッテナムの選手が気づいた“小さなゴール”の高さは7フィート10インチ(約2.4メートル)だったという。ゴールマウスの中で生きているゴールキーパーたちは、ゴールに生じた異変を見逃すことはなかった。