「11年前を超える可能性」 鹿島の快進撃に海外注目「日本で最もブラジリアンなクラブ」
湘南を撃破し11年ぶりの7連勝を達成したザーゴ体制の鹿島「引き分けも敗北も知らず」
鹿島アントラーズは23日、J1リーグ第18節で湘南ベルマーレと対戦し、1-0で勝利を収めた。後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決め、破竹の7連勝を達成したなか、海外メディアは「ザーゴの指揮の下、鹿島は11年前を超える可能性がある」と見出しを打って快進撃に注目している。
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今季からザーゴ監督が就任した鹿島は、シーズン序盤は公式戦6連敗を喫するなど、クラブ創設以来最悪のスタートとなっていた。しかし、7月18日のJ1第5節で昨季王者の横浜F・マリノスを3-1で撃破したのを機に調子が上向き、常勝軍団のあるべき姿を取り戻している。
湘南に勝利したことで鹿島は11年ぶりにリーグ7連勝を達成し、勝ち点「33」で暫定4位に浮上しているなか、ブラジルメディア「LANCE!」は「ザーゴの指揮の下、鹿島は11年前を超える可能性がある」と見出しを打ち、「引き分けも敗北も知らずに7試合を突き進んだが、それは11年間起きなかったことだ」と取り上げている。
また、記事では「鹿島は日本で最もブラジリアンなクラブであることは誰もが知っており、ジーコがチームを世界的に認知させたことで、ブラジルに対する日本人の憧れ、ブラジル人選手の日本への関心も高めた」と説明している。11年前の2009年といえば、鹿島が史上初のリーグ3連覇を果たしたシーズン。今季開幕時は泥沼のスタートとなった鹿島だが、現在は最も勢いに乗るチームの一つとなっている。
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