アーセナル監督、エジルの“ベンチ外処遇”に言及 「メンバーに入ることは非常に難しい」
週給4700万円という高額サラリーを受け取りながら今季一度もベンチ入りせず
アーセナルの元ドイツ代表MFメスト・エジルは、今季まだ一度も試合のメンバー入りを果たしていない。チームを指揮するミケル・アルテタ監督はその起用について、“非常に難しい”状況だと明かしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
エジルが最後に公式戦でプレーしたのは今年3月7日のウェストハム戦(1-0)だ。新型コロナウイルスによる中断からの再開後は一度もピッチに立っておらず、半年以上も実戦から遠ざかっている。噂に上る移籍の話も進展はなく、今季は試合のメンバー入りすら果たせていない。
現地時間23日に行われたレスターとのリーグカップ3回戦(2-0)後、アルテタ監督は報道陣からエジルについて説明を求められた。
すると、指揮官は「チームは進化している。我々はさらに進化し、より良いプレー、より良い競争を求めている」とチーム内での競争の必要性を強調。そして、「メストだけではなく、他の選手も含めてメンバーに入ることは非常に難しい。我々は試合ごとに適切な選手を選ぼうとしている」とエジルのメンバー入りが難しい状況であることを認めた。
「もちろん私はあなたの質問を理解しているし、尊重もする。だが、私は公平な仕事をしなければならない。私は私の考えの下、より良いコンディションの選手を選ぼうとしているよ」
エジルはチームの背番号10を背負い、週給35万ポンド(約4700万円)という高額サラリーを受け取るスター選手だが、アルテタ監督による特別扱いは存在しない。アーセナルとの契約最終年を迎えたが、現時点ではまだポジション争いに絡むだけのコンディションを取り戻すことができていないようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)